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集団登校は、登下校時の児童の安全確保を目的で行われています。
登下校の方法は、各学校で決めていますが、全国の小学校での集団登下校の実施率は
約63%程です。まだ意外と登下校は実施されていると感じました。
というのもコロナ禍で集団登下校の実施を控える学校が多くあり、
そのまま廃止を決める学校もあるようです。
「集団登校」するか?しないか?誰が決めるの
基本的には小学校が主体となって集団登下校の実施を決めるようです。
というのも文部科学省から各学校に「綿密周到な計画をたて、PTAその他の関係機関、団体などと連携する」という通知が学校に出ています。
要するに、連携することは通知するが、「集団登校を”する、しない”を決めるのは各学校で」って
ことです。
集団登校をやめる理由
集団登校を実施する、メリット・デメリットを考えてみる。
集団登校のメリット
- 道に迷ったり、寄り道をする心配が少ない
- 知らない人についていったり、声をかけられる危険性が少ない
- 保護者同士の情報交換ができる
- 遅刻することがない
- 比較的に通行に安全なルートが選定されている
集団登校のデメリット
- 集団で歩道を歩いていると、車道にはみ出し危険な場合がある
- 集合時間に遅れたりする子に全員で合わせることになる
- 欠席・遅刻の連絡を保護者同士ですることになる
- 保護者が付き添うわけではないのでトラブルが発生すると対応しずらい
- 遊びながらの登校になってしまいがち
集団登校がはじまった経緯
集団登下校が広く導入されるに至ったのは、昭和30年代以降で、歩道やガードレールの
整備が追い付いていない社会情勢下で交通安全上の配慮から導入されてきました。
近年は、コロナウイルスが蔓延したために、不特定の人と触れ合う恐れがある
集団登下校を控える学校も多くなった。
入学したばかりの新入生に期間を定めて集団登下校を実施するなど対応がさまざまとなっている。
まとめ
「集団登下校」をやめることになっている理由は、コロナ禍で集団登校の実施を控える学校が多くあった。
こともそうですが、他人に干渉されたくないなど、人とのトラブル回避を考える親の意向によるものも
多くあると感じます。子供にとっては、上級生や下級生と触れ合う唯一の時間となることが多いことから
以前のように集団での登下校を実施されるようになれば良いのになと思います。
少しずつですが見直しを検討されていけばと思います。
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